スチレンボードの特性と取り扱い上の注意点

スチレンボードは石油樹脂の一種であるスチロール材を板状に成形した物です。スチロール材は軽量で緩衝性が高い特徴を持っているため、物品の輸送や保管に使う梱包材として普及しています。また、防水性と断熱性を活かして建物の断熱材として使われることもあります。スチレンボードは製造コストが低く、安価で購入出来るのでホームセンターなどの小売店でも手軽に入手することが可能です。非常に柔らかいので裁断がしやすく、日曜大工や子供の工作にも向いています。その一方でスチレンボードは高温に弱く、燃えやすい欠点があるので火気には近づけてはいけません。また、日光に長時間晒されると紫外線の影響で弾力性が損なわれるので屋外での使用にも向いていない点を注意します。

住宅でスチレンボードを活用する方法

スチレンボードは断熱性が高いことから窓枠にはめ込んで断熱材として使うことが出来ます。水濡れにも強いので湿気で劣化する心配がありません。一般的な断熱材よりも安価なので交換も容易に実施出来る利点があります。軽量で裁断が容易なことから窓枠の寸法に丁度良くはめ込むことが出来ますが、その反面、強い圧力を与えると破損してしまうので丁寧に扱う必要があります。また、水を弾く性質があるので汚れが付着しても簡単に拭き取ることが出来ますが、不潔な状態で放置するとカビや虫食いなどの不具合が生じます。劣化したスチレンボードは防水性や断熱性などの特性が損なわれているので、状態が良い新品と入れ替えるのが室内環境を良好に保つ工夫です。

スチロール材を板状に加工したスチレンボードは緩衝材として使われる他、遮熱性や防水性を活かした断熱材としても用いられます。また、裁断や塗装が容易なことから手作り看板や子供の工作用品としても便利です。