今さら聞けない!CADって何?

CADはコンピューターによる支援に基づいた設計システムのことです。設計・製図をITテクノロジーで効率化するツールで、近年は欠かせない存在となっています。

幅広い場面で活躍するCADは、自動車や航空機と言った機械設計で利用される他、電子回路を作る際や建築関係や排水管の敷設などでも用いられるようになりました。作図と設計、各種計算を一度で行えるので、従来の手作業に変わって主流となっていると言えるでしょう。

今までの製図と何が違うのか

従来の手作業で行われる製図は、製図台と呼ばれる専用の装置を使って行うものでした。物凄く精密な作業が要求されており、フリーハンドでいい加減に済ませるようなことは許されません。手作業で作った図面には、後の加工や組立工程で必要になる、色々な情報も付加してきます。穴の位置やネジの種類、材質なども指定していくわけで、製造・加工業においては極めて重要なプロセスと言えます。

製図は設計業務と関係性が強く、作図と同時進行で強度計算なども行われるのが実際です。強度計算は、例えばどの部品のどの箇所に、どの程度の力が加わるかを想定して、破断限度や金属疲労などを求めていきます。

加えてコスト計算も必要ですから、作図・設計を基に、どの程度の材料費や加工コストが必要かも求めてくことが大切です。つまり、製図・設計には何かと作業が多く、しかも計算が複雑でかなり面倒と言えます。

CADシステムは、これらの作図を支援する他に強度計算やコストの算出にも役立つ機能が盛り込まれており、極めて効率的です。どの材料をいくら使うかを、作図と同時に計算してくれるので、作業者が悩む必要はありません。

新築で新たに水道を引くときは、水道局に申請が必要です。その際、水道CADがあれば、水道配管工事の積算や申請書類の作成に手間がかかりません。水道業者も使用しています。